吉野家を食べる・その3「焼味豚丼 十勝仕立」

 

かつて牛肉不足だった時は豚丼なるメニューがあった。

豚肉を使用してはいたが、牛丼に近い味を目指し作られていたように思う。

 

「焼味豚丼 十勝仕立」はそんな豚丼とは

まるっきりコンセプトが違う。

 

まず、焼きであるということ。

それに合わせるタレは生姜焼きなどに近い。

 

そして「十勝」である。

十勝平野の十勝なのだが、この「十勝」の一言で

「ああ、なんか肉がうまそう。」と感じてしまう。

 

さて、実はファーストインプレッションとしては

「肉、少ねぇ」であった。

しかし、食べ進めてみると濃厚なタレでシャリがすすむため

肉の量は、実は適量であったことに気づく。

 

そしてキャベツの存在が、濃厚なタレ一辺倒な食事に

実にいい「休憩」となっている。

 

「焼味豚丼 十勝仕立」並380円、

ありがたき幸せ。